G冒険記

昨日からたけさん( chippendale・東京 )の宅にお邪魔して遊んでいた。もつ焼きますだ、立ち食い蕎麦一由の流れで感動のフィナーレを迎えた前夜。ちなみに一由スタメンは、たけさん曰く「三銃士」の日だったため、いつもより唐辛子と調和した一杯だった。トラディショナルな一由らしい。

 

朝から羽田空港まで燃費8km/lのパジェロで送迎してもらった。道中、お互いに大切とすることを話した。こういう話をするといつもだけど、改めて自分を見直す気になる。

冷静になって、10ほど歳が違うのにフラットに接してくれることを嬉しく思う。なかなかそれが出来る大人、いないよなって。所謂イメージの大人じゃないからだろうなー。

 

飛行機に乗った。

初めて海外へ行くし、いろいろ不安な話は聞いていたけど、力んだ肩がそれ以上釣り上がることは無く、重力に従うのみで、大したことはなかった。

出発時刻が11:30、キャビンアテンダントさんが必死に夜を演出してくれるが、毎日毎日働いている身としては全然眠れそうにない。だから映画をたくさん見た。ティファニー、アバウトタイム、ゴースト、ファインディングフォレスター。アバウトタイムは1人で普通に泣いてしまった。まだ死にたくないんだなーって見つめ直せた。

 

機内食美味しかった。まずいと言う話を聞いていたがさすがにANAという風だった。昼飯の後、数時間して「朝食はいかがですか」と言われたのは起きてた身には理解が追いつかず間抜けな表情であっただろう。

 

道中、窓の外から大陸を見るのがこの日一番楽しかったかもしれない。ロシアの奥地で、雲が出ておらず雪の積もった広大な大地を見ることができたのは、その時の夕日と相まって1月ぐらいは忘れられなさそう。

地球って不思議だなーと思った。

 

15:00 F空港到着

出発から4時間しか経っておらず得をしたような気になった。ようやく眠気が来た。

外に出て感じたけれど、北海道みたいだった。

寒くて乾燥していて鼻の奥が痛い、まるで冬場の駅伝大会みたいな気候で、高速道路の脇には高い針葉樹が生えてて。白浜さんに北海道の空港迎えに来てもらった時を思い出した。